ゲーマー徒然草
ゲームばっかりやってるおっさんの日記
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

値下げを喜びつつ、ソニーを心配する
予想通りといいますか、とうとうPS3の値下げが発表になりました!残念ながら正式に発表されたのは廉価版の方だけなのですが、税込みで49980円と5万円を(辛うじて20円だけですが…)切る価格へと変更されたのです。
これはゲーマーとしては素直に嬉しい事ですし、大いに歓迎すべき事でしょう。ゲームハードはゲームを遊ぶ為だけのものなのですから、出来るだけ安く設定してもらわなければ困りますし、なにより今回の値下げで以前から久多良木社長が声高に叫んでいた「PS3はゲーム機ではなくスーパーコンピューターだ」という路線の変更を感じる事が出来たのです(私はこの発言に本当に腹を立てていました!)。まぁ、この値段ならギリギリですがゲーム機と呼べる金額、少なくともスーパーコンピューターと呼べる値段ではないですからね。
これでまだ高価ながらもWiiや360コアシステムと同じ土俵に立つ事は出来るでしょう。私はゲーム機が競合し合ってこそ磨かれたソフトが出ると信じていますから、今回の値下げで購入に踏み切る人が大勢出てくるのを非常に期待しています。その購入希望者に行き渡るように出荷できないのが非常に痛いところですが、そこさえ解消できれば後は純粋な勝負が楽しめそうです。これで次世代機レースが本当に面白くなってきました!

ただもちろんゲーマーとしては嬉しいのですが、今回の値下げで改めてソニーのブランド力の失墜を感じてしまいますね。各証券会社のアナリストも言っていますが、一度発表した価格を発売前に撤回して値下げに踏み切るという事は価格戦略のミスを自ら認めてしまったようなものです。
ソニーたる大企業がそれを判らないわけはないはずなのですが、それでも発売前の値下げに踏み切らざるを得なかった。これは春に行われたE3以降のネガティブなイメージが相当に効いたのでしょう。最大の顧客であるゲーマーからはダメ出しを喰らい、一般層にはブルーレイディスクとは何たるものかも完全には浸透していない状況です。しかもソニーにとってこのPS3は失敗が許されないハードとあっては、なりふりなんて構ってはいられない「捨て身の戦法」を取るしかなかったんでしょうね。
この「失敗が許されない」というのはプレッシャーだったに違いありません。最近のソニーSCEはPSX、PSPと連続で失敗しています。これがソニーグループ全体の足を引っぱる形になってしまっているのはSCEにとっては本当に辛いところでしょう。ですからPS3は失敗が許されないんですね。ここで膨れ上がった赤字を解消してもらわなければ先が真っ暗になってしまうんです。

今回の値下げは廉価版に関しては13000円程度ですから、ソニーの発表通りに今年度600万台を売るつもりなら単純計算で780億円が値引き効果による会社負担となります。ソニーが抱えていた赤字幅は現状で1000億だったのですが、この値引き負担が加わって1800億円近くの赤字を抱える事になるわけです。そもそもの1000億の赤字もPSPが作り出した部分が多いとされているだけに、今回の値下げはソニーのゲーム部門が再びグループの足を引っぱる形を作り出してしまう結果になります。
もちろん今回の値下げでPS3が爆発的に売れて、ゲームソフトも飛ぶように売れればゲームメーカーからのロイヤリティも入りますから徐々にこの赤字は解消されていきます。しかしもしPSPのような状態になってしまうと売れない分の赤字はどんどん膨らんでいき、ソニーとしては屋台骨が崩れるような状況にも陥りかねない、最悪の状態を作り出してしまうでしょう。

そう考えると今回の値下げは本当に「捨て身」です。「大バクチ」と言い切ってもいいでしょう。これでPS3が売れないとソニーはグループが生き残る為にゲーム部門を切り捨てる選択肢を選ぶ可能性だってあります。しかも原価が8万円近くと噂されているハードですから、ただ売れるだけじゃ赤字解消には貢献できません。「バカ売れ」してくれなければ困ってしまうんです。ハードもゲームもしっかりと売れてくれないと困ってしまうんです。
これぞまさに「バクチ」です。ただでさえネガティブな見方をされていたハードがバカ売れしてくれなくては困る状況、そんな状況の起死回生手段としての値下げ。これで売れなければゲーム部門が高い確率で見捨てられてしまうんです。もちろんそんなバクチを打たなければならないような状況を作り出したのもソニーSCE自身ですので、バクチに失敗したら「自業自得」としかいいようがないのは事実です…が、この発売の数ヶ月前にそれを言っても始まりません。あとは消費者がどう受け止めるかを見守るだけです。
一部では「いっそソニーはゲーム部門を捨てて経営をしっかりと立て直すべき」なんて声も聞かれますが、ゲーマーとしてはここまで育った「プレイステーション」という市場を簡単に消し去られても困ってしまいます。雑多ではありますが良作も揃っている市場が縮小していく姿はもう見たくはないんです。セガサターンやドリームキャストで味わった苦痛をまた味わいたくはないんです。

価格は下げました。あとは…そう、ソフトですね。ゲーム機である以上は遊ぶソフトが揃っていないと話になりません。「メタルギアソリッド4」も「バイオハザード5」もいいですが、それだけでは期待されているバカ売れの要因にはなり得ないでしょう。
ですからそれ以上に魅力的なラインナップを、しかも早急に揃えて消費者に見せなければなりません。「PS3を買えばこんなに楽しいゲームが遊べるんだよ」という看板をしっかり立てなければいけません。黄金期を築いたブランドだけに、そのブランド力の真価が問われる時が来ました。
果たして「プレイステーション」というブランドはどうなるか?どうなってしまうのか?まずは11月11日の発売日に注目ですね。



…とはいえ、「じゃあPS3を買うんですね」と聞かれると回答に困る私。いや、いつかは買うんでしょうが少なくとも魅力的なソフトが出ないと…ブルーレイの為に出費するようなAV好きではありませんしね。

テーマ:東京ゲームショー - ジャンル:ゲーム

この記事に対するコメント

for きり様
冷静になって考えると、本当にまだ「5万円」なんですよね。ソフト込みとして考えるとまだ高いです…。
ゲームショウに行かれたそうですが、どう思いました?私も例によってプレスデーで実物を見たのですが、意外に「普通」な印象でした。やっぱりPS2の映像ってスゴかったんですね…あれほどの驚きはなかったです。
あと結構、フリーズしてリセットする場面に出くわしたのが気になりますが…どうなるんでしょう?
【2006/09/24 03:27】 URL | YOH #- [ 編集]


値下げの発表を見て、「安くなったな」とも思うんですが、それでもまだ5万円…。
ゲーム機としてはまだまだ高いですよね…。

ただ、ネットで見られるゲームの動画を見ると、確かに素晴らしく美しいゲームが遊べそうな魅力は感じられました。
すぐに欲しいソフトがあるわけではないので、僕も購入は考えていないんですけど(^^;
とりあえず、明日TGSに行って生でPS3を見てきたいと思います!


あ、あとこの記事とは関係ないですが、どうぶつの森の名画を「いさましい~」に加えて他2つ入手しました(^-^)/
【2006/09/23 01:31】 URL | きり #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://gameryoh.blog72.fc2.com/tb.php/95-af13809e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

YOH

Author:YOH
ゲームを愛するオッサンここにあり。
ゲームとマンガとアメコミとその他のいろいろ。

現在プレイ中のゲーム一覧
(ただいま積みゲー消化キャンペーン中!)

携帯機
DS:光の四戦士 FF外伝
PSP:ゴッドイーター

据え置き機
Wii:マリオギャラクシー2



twitter



XBOX360のマイタグ



カレンダー



カテゴリー



最近の記事



最近のコメント



ブログ内検索





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。