ゲーマー徒然草
ゲームばっかりやってるおっさんの日記
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ゲームコーナーで耽る思い出は…
先日、少し大きめのショッピングセンターにあるゲームコーナーに行ったんですね。時間は夕方の6時前だったのですが、驚いた事に普通に小学生がゲームで遊んでいるんです。ご存じの方も多いかと思いますが、こういったショッピングセンターのゲームコーナーも含め、一般的にゲームセンターというものは「風俗営業法」という法律の対象となっています。この法律では「夜18時以降は15歳未満の施設内の入場を禁ずる」となっているはずなんですが、このゲームコーナーでは間もなく18時になろうとしている時間でも小学生がゲームに興じています。
それを見ていると「随分とユルくなったなぁ」と感じざるを得ませんね。以前ならまず間違いなく「もう6時だからゲームを終わらせてね」と店員から声をかけられていたでしょうし、実際に私が小僧の頃もこのゲームコーナーでそのように言われた事がありました。別に私は「法律がそう決めているのだから、すぐにこいつらを追い出せ!」なんて事を言うつもりは全くありませんが、「いつからこんなに緩くなったんだ?」とは思ってしまいますね。それほど以前は厳しかったんです。

私の学生時代の経歴には「補導歴」というものが何回かあります。正確な回数は覚えていないのですが、おそらく7~8回くらいでしょう、おそらく普通の子(いわゆる不良ではない)としては他の同世代の子と比べても少し多いかと思います。その補導内容の全てが「規定時間外にゲームセンターにいた」というものでした。
当時は夕方6時を過ぎると街の補導員が数人でグループを組んでゲームセンターを周回し始めます。中学生以下が6時以降になると違反になってしまいますので、それを取り締まるために彼らが動員されているんですね。もちろん6時になったらゲームセンターを出てしまえば何の問題もないのですが、当時はゲームが上手くなればプレイ時間もどんどん伸びていく事が当たり前でしたし、エンディングを迎えるためにはある程度の時間は絶対に必要になるゲームが多かった時代です。やりかけのゲームを「時間だから」という些細な理由で席を立つなんて気分にはとてもなれませんでした。
そんな中学生ゲーマーでしたから当然6時を過ぎてもゲームを遊び続けてしまいます。時間に注意を払っているつもりでも、ゲームに夢中になってしまえば時が過ぎるのはアッという間です。気付くと自分の遊んでいるゲームの筐体の周りを補導員に囲まれていて、逃げる間も無くそのまま補導…というパターンが常でした。住所を聞かれ、学校や担任の名前を聞かれ、延々と補導員からその場で説教をされて、家に帰れば親から説教されて、翌日はさらに担任からも説教を受けて…。何度これを繰り返したでしょう!担任や親から何度「ゲームセンター出入り禁止」を命じられたでしょう!
そんな経験があるからでしょうね、私にとってこの「風俗営業法」、俗に言う「風営法」は重く冷たい印象があるのです。

この風営法(正式には改正風営法と呼びます)が施行されたのは1985年2月、私が13才の時でした。この法律の存在を初めて知ったのは施行される3ヶ月ほど前だったのですが、友人からこの法律の存在を知らされた時は全く信じていませんでした。もちろん深夜までゲームセンターに入り浸るほどではありませんでしたが、夕方6時以降にゲームセンターにいる事は当たり前の世界でしたし、そんな楽しい時間がよく理解できない法律で崩されるなんて想像もできなかったんですね。
しかし施行される日が近づくにつれて、ゲームセンターの仲間との話題にも登るようになると現実感が迫ってきます。ゲームセンターの店長さんなどに聞いても「法律だから仕方がない」としか返ってきませんし、「6時になったら店を出されちゃうの?」と聞いても「ごめんね」としか返答はありません。これが本当に悔しかったですね!平凡な中学生としては出来る事は何もなく、ただ施行される日が延びないかという非現実的な事ばかりを祈っていました。
(ちなみに施行される前日、渋谷や巣鴨の有名ゲームセンターでは有志による「最後の夜通しプレイ」というのが行われたそうです。中学生の私は残念ながら参加できませんでしたが…。)

そして絶対に忘れる事はないであろう施行当日。以前にも書いた通り、当時の私の頭の中は「ドルアーガの塔」で常に一杯状態。午後3時に学校が終わるとストレートにゲームセンターに向かいます。ゲームセンターには4時前に到着するのですが、既に「ドルアーガ」を遊んでいる人がいると後ろで待たなければいけません。ようやく自分に順番が回ってきて、しばらく遊んでいるとゲームセンターにアナウンスが流れ始めます。
「本日から風俗営業法が施行されました。午後6時以降は…」
自分の年齢の低さを恨んだ瞬間でしたね。仲良くしていたという甘えもあって、店長さんに「まだ大丈夫?」と聞いても「ウチが営業停止になっちゃうんだよ」と本気で追い出しにかかってきます。もう悔しいやら悲しいやら、こんな事なら「ドルアーガ」みたいなクリアするまで1時間近くかかるゲームなんて遊ばなければよかった…と泣く泣くゲームを途中で切り上げてゲームセンターを後にしたのを覚えています。「風営法」を恨んだし、昨日まで仲が良かったはずだった店長さんを恨んだし、私より少し早く産まれただけで夜10時近くまでゲームセンターに居られる常連仲間を恨みました。これが私の初めて体験した「風営法」の影響だったんです。
その後、別のゲームセンターで初めて補導される事になります。補導員の「こんな事にお金を使って悪いと思わないの!?」という説教に、「遊ばせてもらってるんだからお金を払うのは当然だろ!あんたは遊園地で金を払わないのか?」と逆ギレしてその場で学校に連絡をされたのを鮮明に覚えています。(我ながらイヤな中学生ですね~!!)

もしもゲームセンターに初めて行った頃からこの法律が施行されていたなら、こんなに憤る事もなかったでしょう。ゲームセンターという私にとって最高の遊び場だった場所が、突然ある日を境に法律で締め出されたからこそ、あれだけ腹が立ったんだと思います。
ただそんな「風営法」と補導員に振り回された中学生時代でしたが、逆に今にして思えば「風営法」があったからこそゲームにあれだけ意地になって情熱を傾けていられたのかもしれません。制限されるからこそ短時間で集中する術を学びましたし、制限されたからこそ短い逢瀬を楽しむようにゲームをより愛おしく感じられて、現在でもゲームを愛する私がいるような気もするのです。
蛇足になりますが、私が先日に行われた「ゲームソフトの購入におけるレーティング別年齢制限」に対して、「それぐらい我慢すればいいでしょ」と突き放した目で見てしまっているのは、そんな自分が通ってきた背景があるからなのかもしれません。もちろん私が体験してきた事と現在の若いゲーマーが受けている仕打ちのどちらが深刻かは個人の裁量が決める事であるのは承知しているのですが、「他のゲームは今まで通り遊べるんでしょ?」「18歳を過ぎれば遊べるでしょ?」「補導されて学校に親が呼び出される訳じゃないんでしょ?内申書や進学に響くわけじゃないでしょ?」…そんな感情があるのは否定できないんですね。

「風営法」も近年の規制緩和でだいぶ変わってきたという話は聞いています。例えば規制範囲だった「ダンスホール」は映画「シャル・ウィー・ダンス?」の影響で規制除外になったそうですし、以前は規制範囲だったショッピングセンターのゲームコーナーも特区扱いで規制対象外になっているのかもしれません。
でもやっぱり昔を知っている人間にとっては小・中学生が夜にゲームセンターに居る姿は異様に映ってしまうんです。
特に「追い出し」を喰らった経験のある私のような人間には、ですね。


テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム

この記事に対するコメント

for コリエ様

またネタを使わせてもらいました。ありがとうございます~!
風営法は結構厳しくて、保護者同伴でもダメなんですよね。他の対象がパチンコホールだったりする関係もあるんでしょうけど…。私も子供を連れて行ったら、「親と一緒でもダメ」と言われました。厳しいですね~!
【2006/08/16 02:09】 URL | YOH #- [ 編集]


こんばんは。

なるほど、私はYOHさんより5つくらい下の年代ですが、『風営法』を特に気にしたことは、ありませんでした。

ただ、中学生の頃、ゲームセンターは『たかり』に合ったする怖いトコだ、と教えられた私には、大人になってから、たぶんその風営法が、保護者同伴でもダメになった、というような案内を見て、驚いたのを覚えています。

時代ですかね。
【2006/08/15 22:16】 URL | コリエ #- [ 編集]


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