ゲーマー徒然草
ゲームばっかりやってるおっさんの日記
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回想録・第4回~「ファイナルファイト」
思い入れのある80~90年代のゲームを振り返る「ゲーム回想録」。第4回目の今回は1990年にカプコンが発表したアーケードゲーム「ファイナルファイト」です。大きなキャラクターとそれらが繰り広げる豪快なアクション、任意型横スクロールで次々に現れる敵を倒しながら進んでいくという、後に「ベルトアクション」というジャンルを確立した画期的なゲームでもあります。
このゲーム、おそらく単体のゲームとしては私が最もお金をつぎ込んだゲームです。これはもう間違いなくと言ってもいいくらい資金を吸われ続けました。それほどまで魅力的だったのです。それほどまで存分に遊ばせてくれた、忘れられないゲームなのです。

このゲームにはプレイヤーが選択できるキャラクターが3人います。それがスピード型の「ガイ」、バランス型の「コーディー」、そしてパワー型の「マイク・ハガー」、通称ハガーでした。このうちガイとコーディーは比較的似ているプレイスタイルで遊ぶ事が出来るのですが、どうしてもハガーだけはその動作の重さなどから他の2人と同じようには遊ぶ事が出来ず、結果的にこのハガーでのクリアは困難とされて来ました。
ただハガーの豪快な技やパワーは一度遊んだ者を魅了するだけに充分なものがありましたので、2人同時プレイの時やお遊びプレイなどの時にはよく選ばれるという、ゲーマー達からは比較的愛されたキャラクターとなっていました。ちなみにこのゲームが発表された年、アーケードゲーム専門情報誌「ゲーメスト」が毎年選んでいる「ゲーメスト大賞」のキャラクター部門で、この「マイク・ハガー」が見事にトップを取っています。その事からもいかにゲーマー達から愛されていたかが伺えます。

もちろん私もそんなハガーに魅了されたゲーマーの1人でした。キャラ選択画面を見た時から「こいつだけ何か違う…」なんて妙に気になってしまい、迷わずにハガーを選んだ覚えがあります。ただ実際に遊んでみると、かなり難しかったですね!動作が鈍いためにアッと言う間に敵に囲まれてしまうのですが、どうやっても大勢の敵を裁ききれずにミス…これを繰り返す事になってしまうのです。
他のキャラ、つまりガイやコーディーはある程度のスピードがあるので最悪の時は逃げる事も可能ですし、何より「究極技」ともいえる「パンチハメ」という敵の動きを奪いつつ一方的に攻撃するテクニックもありました。このテクニックを使う事によりこのゲームの難易度を一気に下げる事が出来るのですが、いかんせんこれを使っている時のキャラクターがその場で左右にせわしなく振り向き続ける姿がカッコ悪いのが難点です。
私はこのゲームの面白さは理解していたのですが、どうしてもコーディーやガイで遊ぶと半ば必須となる「パンチハメ」が好きになれず、「こんなのを使うくらいならコイツでは遊びたくない!」と周辺に捲し立てていました。当時の私のプレイスタイルからは許せないくらい美しくなかったんですね、これが。
(ちなみにガイもコーディーも「パンチハメ」を使わなくても問題なくクリアは出来ます。ただ難易度がかなり高くなりますけど…。)

「パンチハメ」は使いたくないし、ハガーでクリアしてみたいし。そんな思いをズルズルと引きずっていた時に偶然にゲームセンターで上手いハガープレイヤーを目撃しました。そのプレイの仕方を見た時はもう驚きましたね!「目からウロコが落ちる」とは正にこの事を言うのでしょう、初めてハガーの正式な操り方を教わった気分でした。
それまでの私はガイやコーディーと同じようにプレイしていたので、結果的に敵の群れに追いつめられるハメになっていました。しかしハガーにはハガー独自のプレイスタイルというものが実は存在していて、それを踏まえてプレイする事で充分に対応する事が出来たのです。つまり他の2人と同じ感覚で遊ぶのではなく、全く別のゲームとして遊べばいいという事を見知らぬゲーマーに教わったのです。
これには驚かされました。実際にそのハガー独自の方法で遊んでみると、今まで全く先に進めなかった場所がスイスイと抜けられます。もちろんその場でクリアまでは出来るはずはありませんが、少なくとも今までは「もう不可能なんじゃないか?」と半ば諦めていた、ハガーの「1コインクリア」への布石が見えてきたのです。これがとにかく嬉しかったですね!その日の晩は布団の中で必死に頭の中でイメージトレーニングをしたのを覚えています。今までのプレイスタイルを捨てて、昼間に覚えた新しいプレイスタイルを身に付ける為に、頭の中に焼き付けて置きたかったんでしょうね。
結局その日から数週間後に初めてクリアする事が出来ました。1コインクリアの証である通称「牛丼エンディング」を自分の手で見た時の感動と言ったら、あれこそ「感無量」というのでしょうね。もちろん涙は出ませんでしたが、その代わりに大きなため息が1つ。そのため息には、そこまでに至った経緯の思い出がタップリと詰まっています。「やりとげた感」をひときわ強く感じさせるゲームでした。

その後もこのゲームを遊び続けました。毎回クリアできる訳ではない難易度の微妙なブレがとても熱くさせてくれて、ゲームセンターに置いてあれば100円を入れない事がありませんでしたね。その後もガイやコーディーでのクリアにも挑戦したり、今度はノーミスクリアを狙ってみたり…冒頭にも書きましたが、結果的に単体のゲームとしては最も資金をつぎ込む事になったのは、こういった様々なやりこみの結果なのでした。(シリーズ通してのゲームですと「ストII」なんですけど…。)
いろいろな家庭用ハードに移植されたのですが、そこまで遊び込んだマニアな私を満足させてくれるものは少なかったのが残念です。メガドライブで発表された「ファイナルファイトCD」が比較的よく出来ていましたが、アーケード版との操作感覚の微妙な差がどうしても気になってしまいましたしね。そんなわけで「ファイナルファイト」は家庭用の移植モノに我慢が出来なくて、私がアーケード基板に手を出すきっかけになったゲームでもあるのです。
そう考えると、つくづく罪なゲームでした。アーケードでタップリと資金を吸い上げ、家庭用移植版でまた資金を奪い、さらには基板まで買わせてしまう…それほどまでに私にとって「ファイナルファイト」は別格のゲームです。多額の資金をつぎ込んだ事を後悔させないのですからね!

現在は基板ではなくPS2の「カプコンクラシックコレクション」で遊んでいます。そう、現在も遊べてしまうんです!今でも充分に楽しませてくれる高いクオリティは同系統の「ベルトアクション」の中の先駆者でありながらも、トップランナーである事を改めて認識させてくれます。

今でも耳に響くマイク・ハガーの雄叫びは、彼らの活躍をいつでも思い出させてくれるのです。

テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム

この記事に対するコメント

for ごろんた様
基板まで買ってしまったのは、さすがに自分でも反省していますが…でも好きになった勢いというのは相手が人間でもゲームでも変わらないものですね!タップリと散財させられてしまいました。

今はPS2でほぼ同じクオリティで遊べてしまうんですから、本当にいい時代です。もっと昔のゲームがオムニバスソフトに収録されてるといいんですけど…贅沢な悩みなんでしょうね。
【2006/08/14 23:47】 URL | YOH #- [ 編集]


こんにちは。
今回も、思い入れ溢れる文章で、一気に読んでしまいましたw
一つのゲームにそこまでのめりこめるというのは、素晴らしいですね。
基板まで買ってしまうほどとはw
今でもPS2で遊べるというのですから、いい世の中ですね。

アーケードで遊ぶという事は、他の人のプレイを見られるのが大きいですよね。
それが先へ進むためのヒントになったり…
たまにはゲーセンへ行ってみようかな。
では。
【2006/08/14 08:34】 URL | ごろんた #dt4JMNiE [ 編集]


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