ゲーマー徒然草
ゲームばっかりやってるおっさんの日記
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サイレントなマリオ
DSの「Newスーパーマリオ」を遊び始めた頃、プレイ中に妙に違和感を感じていた時期がありました。自分でもその違和感がなぜ感じられるのか、どの部分に違和感を感じるのかがイマイチ分からないので気にしないようにして遊んではいるのですが、それでもなぜか「やっぱりマリオゲームはこうでなくちゃ!」と思いつつ「でも何か違うんだよなぁ…」と思わずにはいられなかったのです。
ゲームをオールクリアして、しばらくこのソフトから離れていたのですが、先日スーパーファミコンの「スーパーマリオワールド」をちょっとだけ遊んだ時に、そのモヤモヤしていた要因にハタと気づきました。
そう、今回の「Newスーパーマリオ」にはセリフはもちろん、文章らしいものがほとんど出てこないんですね!オープニングからエンディングまで、基本的に全てが映像だけによる説明か、動作で語るパントマイムのみで構成されています。基本的に重厚なストーリーなどは用意されていませんから、文字情報の類の一切を排しても全く問題ないのですね。このあたりに妙に感心してしまったのです。

さかのぼって思い返してみると初代のファミコン版ですら、ある程度の文字情報が盛り込まれていました。例えば各ワールドのステージ4をクリアするとキノピオが居て「ありがとうマリオ!でも姫は別のお城に…」という内容のセリフを英語で語っていますし、もちろん最終ステージであるワールド8をクリアすればピーチ姫が感謝の言葉を送ってくれました。
めざましい進化を遂げた「スーパーマリオ3」になると、文字情報やセリフは格段に増えていきます。マップに散りばめられたキノピオの家ではミニゲームの説明をしてくれますし、お城に入れば「たいへんたいへん!王様がこんな姿に変えられちゃったよ!魔法の杖を取り返して下さい!」なんてストーリーの説明までするようになっています。
もちろんこのようなセリフによる説明をわざわざ入れなくても、グラフィックだけで進行させる方法があったには違いないとは思います。でもこれはストーリー性が増した事をアピールする意味もあったんでしょうし、当時の「ハードの限界を目指す」という命題を果たす為にも必要だったんでしょうね。この頃の任天堂には常に「ファミコンでここまで出来るんだよ!」という姿勢を求められていたという時代背景もありましたから…。

その後、舞台をスーパーファミコンに移して発表された「スーパーマリオワールド」や「ヨッシーアイランド」になると、ゲームのステージ内に「説明ブロック」なんてモノが用意されていて、それを叩くと「ここはこうするんだよ」なんて教えてくれるようになりました。こうしてどんどんとプレイヤーフレンドリーになっていくわけですね。
究極は「マリオ64」でしょうか。3Dになって表現力も増した事も相まってキノピオはもちろん、今までは無言だったノコノコもボム兵もしゃべり始めます。あげくの果てにはボスと会話出来るようになり「ワシの後ろに回って持ち上げられるものか!」とか「シッポを掴んでスティックでグルグル回す事なんて出来まい!」なんて、あのクッパ大魔王ですら倒して欲しいかのように攻略法を教えてくれます。

そんな感じで、どんどんプレイヤーに「優しく」進化してきたマリオシリーズでしたから、今回の「Newスーパーマリオ」には少しプレイヤーを突き放したような印象を受けたんですね。表現力がこれだけ増したハードですからプレイヤーに優しくて当然、「優しくて易しい」マリオシリーズを心のどこかで求めていたのかもしれません。
でも考えてみれば、ストーリーが脇役扱いなタイプのアクションゲームでは文字情報はそれほど必要ないわけですし、それを排しても世界中でローカライズをする必要もなく同じゲームを楽しめるわけです。世界のプレイヤーが同じように「面白い!」と感じ、ある場面では同じように「うわ、落ちる!」なんて思ったりする…そこには文字や言語なんて関係ないですね。面白い作品には国境なんて飛び越える力があるのを感じてしまいます。

これだけ多彩な表現がハード上で出来るようになった今だからこそ、こんなまるでサイレントのようなゲームに意義があるのかもしれません。
かつて「ゲームフリーク」の田尻智さんが最初にファミコンソフト「クインティ」を作った時に「ゲームなんだから文字を読ませる必要はない」と、最低限の文字情報と数字だけでゲームを作り上げた事がありました。
任天堂が声高に言い続けている「ゲームの原点」の1つは、こんなところにも表れているのかもしれませんね。


テーマ:任天堂 - ジャンル:ゲーム

この記事に対するコメント

for ポカリ様

私も実はファミコンではなく、ゲームセンターで初めて「スーパーマリオ」に触ったクチで、Bダッシュとか知らなかったんです。ボタンを長く押すと高く飛ぶ…とかもですね。ひたすら触って覚えました!

「Newスーパーマリオ」はそつなく出来ていて面白かったです。あちこち探索する楽しみもありましたしね。
【2006/07/22 23:32】 URL | YOH #- [ 編集]


私はマリオシリーズ、初代後の時期はゲーム離れをしていたので喋ったり説明してくれるマリオを知りませんでした。初代のは自分が探して考えて進むしかない…というような(Bを押しながらジャンプとか)説明書にはあったのかな…子供だったのでただひたすら試して発見していきました。そして目を閉じていても出来るよと言えるほどマスターしたもんです!(当時は)
話はそれてしまいましたが、NEWスーパーマリオはまだプレイしていないのでしてみたいです(^w^)
【2006/07/22 07:46】 URL | ポカリ #8Pu.k.n2 [ 編集]


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