ゲーマー徒然草
ゲームばっかりやってるおっさんの日記
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子供の視点・大人の視点
私はRPGなどのストーリー色の濃いゲームをあまり積極的には遊ばないのですが、それでも今時のゲームはバックストーリーを入念に作ってありますので、否が応でもお話を辿っていく事になります。
そんな中で「これは子供の頃に遊んでいたら、きっと印象が違うんだろうな~」というようなゲームストーリーに時々出会います。それが面白い事に特に親子ものの話に多いんですね。そう、つまり自分が親になっているので主人公の目線よりも主人公の親の目線でストーリーを見ているんです。そうなるとストーリーの味わい方も感じ方も変わってくるものでして、ついつい「若い頃にプレイしても、こんな風には考えないだろうな…」なんて、思わず遠い目をしてしまうのです。

例えば「ポケモン」などがそうですね。まだ幼さも残る主人公がポケモントレーナーになるべく冒険に旅立つのですが、母親は気丈に送り出すんですね。「男の子はいつか旅立つものなのね」なんて言いながら。これもつい親の気持ちになってしまいます。「あぁ、内心は辛いのかもしれない…でもそんな顔で送り出すのは、旅立ちを迎えた子供に対してするものではないからなんだ…」と。
もし若い頃にプレイしていたら、まずそんな事は考えなかったでしょう。これから始まろうとしている冒険にワクワクして、そんな一見すると軽そうに見えるセリフは読み流していたと思うんです。これは年齢的にも近い主人公の目線で見ているのだから当然ですね。目の前のワクワクで心はいっぱいですから、親の気持ちを考えてなんかいられる訳がありません。

その一方でアドバンスのポケモン「ルビー&サファイア」では主人公とジムリーダーであるその父親がバトルを繰り広げるシーンがあります。結局は父親が子供に敗れて勝利の証であるバッジを伝承する事になるのですが、これなんかもつい父親の視点で見てしまいますね。
子供が自分と同じポケモントレーナーという道を選び、そして歩む事を選んでくれた喜びは、きっと言葉では表現できないほどでしょう。また、ついこの前までは小さかったはずの子供が今や自分を打ち敗るほどの実力を持っていると知った時の気持ちは、とても複雑だったに違いありません。いつも家族として一緒にいたはずだったけど、いつの間にか自らの足で歩んでいる事を身を以て知るわけですからね。
この父親トレーナーの気持ちが今、父親となった私にはよく理解できてしまうのです。ついこの前に産まれたとばかり思っていたのに、いつのまにかシッカリと知恵を付けて、親の意志とは別に自らの考えで歩み始めている息子。いつまでも側にいるわけではないとは分かっているのですが、やっぱり複雑なんですね、自分の手から離れていくのを目の当たりにしているようで。

最近では「マザー3」でそれを痛感しましたね。まだ発売されて半年も経過していませんのでストーリーに深くは触れませんが、親として、特に父親となった自分がプレイすると、このゲームはかなりキツいシーンが何回か出てきます。
このゲームを遊んでいて「家族を守る」という意味について深く考えさせられました。主人公の少年の気持ちもよく分かるのですが、このゲームで私が激しく感情移入させられるのは主人公の父親であり、彼の葛藤や決意、時に見せた荒々しい行為も自分が父親だからこそ理解できる部分があるのです。
おそらく少年時代や学生時代にこのゲームをプレイしていたら、主人公の少年の目線でしかゲームを見れなかったと思います。もちろん「父親の気持ちはこうなんだろうな…」と推測は出来るのでしょうが、あくまでそれは推測であって真に理解は出来なかったはずです。(出来るわけがありませんしね!)

でもそれは当然の事かもしれません。ゲームに限らず映画や絵画、それに文芸でもおそらく世間にある「作品」と呼ばれるものの全ては、世代によって見方は変わるものだと思います。そんな中でも名作と呼ばれるものには、世代による視点が違っても共通に理解できる「良さ」というものがあり、視点が違うから判る「味わい」というものが必ず存在するものです。
だからこそ「語り継がれるべき作品」というものが存在するのでしょう。世代ごとにそれぞれ感じられるものは違うかもしれませんが、どの世代が手に取っても理解でき、さらに高評価できる作品。それこそが文字通り「語り継がれる作品」だと思います。

近い将来に私の息子がRPGというジャンルを理解して遊ぶようになった時。私のゲームの棚からいろいろなゲームを引っぱり出して、片っ端から遊ぶ事になるかもしれません。
そんな時に「マザー」でも「ドラクエ」でも、クリアした時点で必ず感想を聞いてみたいと思います。きっと息子が感じる「良さ」は私とは異なる事でしょう。
その上で語ってみたいのです。親の私から見た視点との差異についてと、私と息子で感じた共通するであろう「味わい」についてを。こうやって名作を次世代へ語り継いでいきたいですからね!



…実はまだ未プレイなのですが、PS2でリメイクされた「ドラクエ5」をもし今からプレイしたら。きっと発売当時にプレイした時とは違う印象を抱くのでしょうね、確実に。


テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

この記事に対するコメント

for め~たん様
大丈夫ですよ、大抵の場合は「気付いたら親になっていた」って思っている人ばかりなんですから!
きっとめ~たんさんも気付いたら母親になっているものなんだと思います。(それまでゲームを遊ぶかが問題なんですけどね!)

ドラクエ5は私も大好きだったんですけど、リメイクは未だに触っていないという…パパス、そして父親となる主人公の目線で見るとどうなるのか楽しみです!
【2006/07/20 22:08】 URL | YOH #- [ 編集]


ドラクエ5は、ドラクエの中で一番好きなストーリーです!
あれ、エンディングにマーサとパパスが自分の子供を見ながら話すシーンがありますよね。
どういう感想を持ったかを語ってくださるのを楽しみにしています。
MOTHER3も家族の物語でしたし、そういう話は私が親になったとき初めてちゃんと理解できるんでしょうね・・・

・・・なれるか知りませんけどw
【2006/07/20 20:54】 URL | め~たん #- [ 編集]


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