ゲーマー徒然草
ゲームばっかりやってるおっさんの日記
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エグゼは流星に昇華する
カプコンがDSに送り込んだ新たなロックマン、「流星のロックマン(レオ)」をクリアしました。人気シリーズだった「エグゼ」を捨てての大リニューアルが吉と出るか凶と出るか、その動向が注目されていたタイトルです。果たしてその結果はどんなものだったのでしょうか?
今日はこの「流星のロックマン」のクリアレビューをしようと思います。

舞台は「エグゼ」の世界から数百年後となっています。一応は前シリーズの世界観を継承はしているものの、ほぼ全く新しい世界を構築しているといっていいでしょう。小学生の星河スバルくんは大好きなお父さんを事故で亡くして以来、人と交わる事を拒否して自分の世界に引きこもっています。そんなスバルくんがある日、不思議な出会いをするところからストーリーが始まります。その出会いは彼を宇宙人との戦いに巻き込み、最後には地球を救う為の戦いにまで発展していくのです。

ストーリーは個人的にはとても好きな部類に入ります。こういう「小学生がたった1人で地球存亡をかけて戦う」みたいなベタベタのコロコロコミック的展開は児童マンガ好きにはたまらないものがあるんですね。ゲームの根底に流れているテーマも「友情讃歌」ですし、人々の繋がりの尊さを説きつつ終始展開していくストーリーも私のストライクゾーンのド真ん中を狙ってきています。
さらにWi-fiを使う事で見知らぬプレイヤーとの繋がりも味わえるのですが、その独特の一体感はゲームを越えて心に熱く込み上げてくるものがあります。他のプレイヤーの力を借りてロックマンがパワーアップ出来るシステムは実に秀逸で、今後の練り込み次第ではとても面白く化けそうな潜在能力を感じました。Wi-Fi通信といえば「対戦」や「交換」がお約束ですが、それだけでなくパワーアップの手段としてのWi-fi通信というのが新鮮です。シングルプレイの手助けにもなりますし、コレに関してはもっといろいろなゲームでも導入してもらいたいですね。

ただ…とうとう最後まで主人公のスバルくんを好きになる事が出来なかったのが残念でした。このゲームでは主人公の少年、スバルくんと宇宙人のウォーロックが合体してヒーロー「ロックマン」になるのですが、内向的なスバルくんに比べると、ウォーロックの乱暴でアクティブな性格の方が遥かに魅力的に感じてしまいます。どちらも主人公ではありますが、その水と油のような性格の違いが、スバルくんのネガティブさを際立たせてしまいました。そこがちょっと残念でしたね。
ただラストあたりになると主人公らしい行動もしっかり見せてくれたのは嬉しかったと共に、必ず出るであろう次回作への期待を持たせてくれました。多くの友人を得ることができた彼が、次に迎える戦いの場でどう変わった姿を見せてくれるのか。そんなワクワク感を持たせてくれたラストの展開はとても良かったと思います。

キモである戦闘システムに関して語るには、どうしても前シリーズである「エグゼ」と比べざるを得ません。なにせエグゼの横フィールドを縦にしただけという、見た目の違いはあるものの実質的にはほとんど前作と変わらないシステムです。ほぼ完成されてしまっているシステムなだけに、新シリーズにしては新鮮味には欠けるものとなっていました。
その戦闘も前シリーズに比べて格段に易しくなっている印象を受けましたね。それは今までは9マスあった行動範囲が今作では3マスにまで減らされているので、攻撃にしろ回避にしろ迷う余地が少ない事に起因しているのではないでしょうか。しかも今作では回避に関してはほぼ万能の威力を発揮してくれる「ガード」という機能が追加されています。ごく一部の攻撃には無効ではあるものの、ほとんどの攻撃を無傷で受け止めてくれるために、使いこなすと極めてダメージを喰らいにくくなります。このあたりの追加要素もゲームの難易度低下に大きく貢献していると思います。

総じて受けた印象としては、シリーズを重ねてシステムが複雑化し難易度も上がってしまった「エグゼ」を一旦リセットしようとしている意志のようなものを感じましたね。前シリーズで培った秀逸な戦闘システムを活かしつつも、初心者が新たに入りやすいように敢えて敷居を思いっきり下げてみたのではないでしょうか。そのため前シリーズを遊んできたプレイヤーにとってはヌルく感じられてしまうのは仕方がないのかもしれませんが、そのリスクを抱えてもリニューアルに踏み切った。その理由は新規プレイヤーの開拓に他ならないと思うのです。
そう考えると、低くなった難易度も全体的に抑え目のボリュームも納得できてしまうのです。どんなゲームでもシリーズを重ねれば難易度が上がったりシステムが複雑化するのは避けられないでしょう。それを予定調和とするならば、そのままの状態で新シリーズを作るよりも、「エグゼ」で高くなってしまった敷居をどこかで一度は下げてあげなければ新しい需要は見込めません。その為のリニューアルとして、今回プラットフォームをDSに移したのを機会に世界観をリセットし、システムを一旦は簡略化したように思えます。さらにストーリーのボリュームも抑えめにして、そのかわり誰でもクリアできるような内容に作り上げたのが今作なのではないでしょうか。

昨年の夏に発表された「ゼクス」に引き続いて、新たなロックマンとして誕生した「流星のロックマン」。3バージョンに発売されたりと話題作りの仕掛けはいろいろと用意されていましたが、その中身は「エグゼ」シリーズに挑戦しようとしたけど敷居が高くて挫折したプレイヤーも満足できる作品に仕上がっていました。
果たしてまた冬に出るであろう続編はどうなっているのでしょう。再び難易度が上がっているのでしょうか?はたまた敢えて現状維持を保つのでしょうか?

高難易度をうたい文句にしているシリーズだからこそ、その難易度調整が気になるところなのです。


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